本書は脳科学に基づいた効果的は仕事の進め方を紹介しています。現代において、仕事の成果が出ないと悩んでいる人は少なくないと思います。本書はそんな方の助けになる一冊かもしれません。
要点1:職種業種によって活躍する脳の部位は変わる
企画力には前頭葉、記憶力には海馬など、脳の部位によって役割がわかれています。仕事で必要とされる脳の部位を鍛えることにより、業績をアップさせられます。
要点2:脳波も大事
脳波には、アルファ波、デルタ波、シータ波があります。アルファ波はリラックスしている時に出る脳波で、この脳波が出ている時にヒラメキや勘が良くなることがわかっています。
要点3:仕事は90分ごとに区切りをつける
人が連続して集中できる時間には限界があり、おおよそ2時間と言われています。ただし、人や体調だとによって、限界は変わるので、少し余裕を持って90分ごとに仕事を区切ると良いです。本書にはこのような脳科学の仕事への応用例が複数紹介されています。
レビュー
本書には、上記で紹介したような仕事で脳科学に基づいた活かせるお役立ち情報が複数紹介されています。
本書は2004年出版なので、今となっては常識的に知られている情報もいくつかありました。しかし、それは、長年受け継がれる正しい情報が載っているという裏付けでもあります。
根性だけではない科学的に正しい仕事の進め方を知りたい方は是非ご一読ください。