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【レビュー】マインドフルネスストレス低減法

 

今回は、J.カバットジン著「マインドフルネスストレス低減法」について紹介します。

要約

本書は、瞑想のやり方・メリットなどを解説する一冊です。あなたもマインドフルネス瞑想というのは、言葉だけなら聞いたことあるのではないでしょうか?

マインドフルとは、「自分の身に今起きていることに意識を集中させて、自分の感情・思考・感覚を認識して、現実を受け入れる」といった意味です。このようなマインドフル状態になるための手段として瞑想が用いられます。
今回、なぜこの瞑想についての本を取り上げるのかというと、瞑想がもたらすメリットはとても素晴らしく、多くのビジネスマンに求められるものだと考えたからです。

瞑想というと、スピリチュアル・宗教的なもの、非科学的なものというイメージをもつ方もいるかもしれません。
しかし、瞑想のさまざまなメリットは、科学的にも認められているものが多くあり、あのGoogleでも瞑想のプログラムが取り入れられているほどです。
瞑想のメリットとしては、ストレスが低減されたり、集中力・注意力が向上する、感情をコントロールできるようになるなどがあります。

本書は、その瞑想のやり方を解説しています。
瞑想と一口にいってもさまざまな瞑想法があります。本書で紹介されているのは、ボディスキャン瞑想法、静座瞑想法、ヨガ瞑想法、歩行瞑想法です。
これらについてそれぞれやり方が詳しく解説されています。

こんな一気に紹介されても、何をやればいいのかわからないという方も多いと思います。そんな点も本書はフォローしてくれており、8週間プログラムとして、「1〜2週目は〇〇瞑想法、3〜4週間目は〇〇瞑想法をやる」という形でどのタイミングでどれをやればいいのか解説してくれています。

流石にすべての瞑想法や8週間プログラムの内容をここに書くわけにはいかないので、ここでは、プログラムの1〜2週間目に設定されているボディ・スキャン瞑想法についてのみ紹介していきます。
8週間プログラムの全容を知りたい方は、ぜひご自身で本書を手にとり、読んでみてください。

ボディ・スキャン瞑想法

ボディ・スキャン瞑想法のやり方をざっくりと説明すると「仰向けになり、目を閉じた状態で、体のさまざまなところに注意を移動させる」です。
体の意識を向ける順番は下記を参考にしてください。絶対の決まりがあるわけではありませんが、本書を含めいろいろなところで紹介されているものです。

意識を向ける順番
まず、左脚に意識を向けます。
左のつま先→左の足の裏→左のかかと→左足首→左のふくらはぎ→左のヒザ→左の太もも→左脚の付け根
ここまで来たら、右のつま先に移動して、上記の流れで足の付け根まで意識を移動させましょう。
そしたら次はさらに上に向かって意識を移動させます。
お尻→お腹→背中→胸
次は手に移動させ、肩まで移動させるのを左右で行います。
手の平→ひじ→肩
これが終われば、さらに上に向かって移動していきます。
首→ほほ→でこ→頭頂部

正式なプログラムでは、これを毎日45分かけて実施します。
とはいえ、なかなか毎日45分時間を取れないという人も多いのではないかと思います。5分程度でも効果があるとも言われますので、できるところから始めてみてください。
長いほどよいとも言われるので、時間に余裕がある方は、できるだけ長めにやってみるのがよいと思います。

ボディ・スキャンがうまくできない時

始めたてのうちは、うまく体の各部位を意識することができないとか、意識しても何も感じないということもあるかもしれません。 
そんなときは”何も感じない”ということを感じてください。
ボディ・スキャンは体の各部位を感じれば良い、感じなければ悪いというモノではありません。
冒頭で、マインドフルとは、「自分の身に今起きていることに意識を集中させて、自分の感情・思考・感覚を認識して、現実を受け入れる」と紹介したように、現状の自分を正しく意識することが重要なのです。
また、最初は何も感じなくても、続けていくうちにある程度うまくできるようになるはずです。

 

最後に本書の私のおすすめ度を紹介します。

おすすめ度:・☆☆☆☆(ぜひ読んでほしい)

本書は多くのビジネスマンにぜひ読んでほしい内容となっています。
瞑想がもたらすメリットや簡単なやり方は、いろいろなところで解説されています。
しかし、あえて本書からやり方を学ぶべきだと考えているのは、瞑想は手順に沿ってやっていくだけでは、あまり大きな効果は得られないからです。
瞑想のメリットを最大限享受するには、瞑想する時の気持ちの持ち方も重要になってきます。ただ単純に手順に沿っていれば良いわけではないです。
本書には、瞑想をする時の態度・姿勢やうまく意識を集中できない時にどのように対処するかなどかなり丁寧に解説してあります。
ぜひ、世間一般で言われているような瞑想の効果を実感したい方は、ぜひ本書を手にとっていただいて瞑想のやり方を詳しく学んで見てください。

以上、「マインドフルネスストレス低減法」の紹介でした。
これからもどんどんいろんな本を紹介していきますので、応援よろしくお願いいたします。

 

マインドフルネスストレス低減法

マインドフルネスストレス低減法