倉島保美著「書く技術・伝える技術」を読んだのでレビューをします。
皆さんは、書いた文章が「何が言いたいのかわからない」と突き返されたことはないでしょうか。本書は、そんな方を助けてくれる内容となっています。
要点1:文章は書けば上手くなるものではない
文章は書けば上手くなると言われることがありますが、それは間違いです。伝わりやすい文章には型があり、それを知らなければ、書きようがないからです。
要点2:伝わらないのは書き手の責任
文章がわかりづらいために、読み手に内容が伝わらないのは、書き手の責任です。日本の学校
では読解力のテストがあるように読み手の力量に頼る面が大きいですが、ビジネス場面で文章の内容が相手に伝わらないことで困るのはほとんどの場合書き手です。
レビュー
伝わりやすい文章の型を学ぶことができました。要点で紹介したように、型を知らなければ、わかりやすい文章を書けるようにはなりません。型を学べたことは大きな前進だと思っています。
型を知ったところで、使えなければ意味がありません。知らない状態からは卒業しましたが、知っていると使えるは、また別です。本書には、練習問題もたくさんあるので、何回も挑戦しようと思います。
文章が伝わらないと言われ悩んでいる人にぜひ読んでほしい一冊です。