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学生〜社会人数年目の若手ビジネスパーソンに役立つスキルを紹介していきます。

考えるとはどういうことか?|「Why型思考」が仕事を変える

「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」 (PHPビジネス新書)

この記事は、ポッドキャストの文字起こしのテキストです。

 

 

こんにちは、サラリーマンポッドキャスターのまことです。
この番組では読書好きな私が日々の読書で学んだことを紹介していきます。

 

今回のエピソードの内容

今回のエピソードでは細谷功さんの「Why型思考が仕事を変える」という本を紹介していきます。

 

著者の細谷さんはビジネスコンサルタントをやられている方ですが、多くのビジネスコンサルタントとは、少し変わった経歴をお持ちの方です。

大学卒業後は、株式会社東芝にて約8年間、原子力技術者をやられた後に、ビジネスコンサルティングの世界にはいられたという、技術畑出身のコンサルタントです。

細谷さんは数多く著書を出版されており、著書の中には、「地頭力を鍛える」、「アナロジー思考」、「メタ思考トレーニング」など"考えること"や"思考力"といったテーマが多く、細谷さんは、まさに今後の社会で必要とされる自分の頭を使うことのプロと呼べるような方です。

 

そんな細谷さんが書かれた「Why型思考が仕事を変える」という本ですが、こちらは"考えるとはどういうことか"を学べる一冊となっています。

 

 

今回のエピソードを聞くメリット

さて、ここで、あなたに一つ質問です
あなたは、 職場で「もっと考えて仕事をしろ」と注意された事はないでしょうか?

 

私が新人の頃はこのような注意をかなり受けていました。
とは言え、その頃の私は、「考えろと言われても、 何をどうやって考えればいいのかわからない」という気持ちでした。

 

皆さんの中にもこのような悩みを持たれている方もいるのではないでしょうか?

考えることが重要とはよく言われますが、考えること自体は目に見えないので、何をどうしたら良いかわかりにくいですよね?

 

今回のエピソードでは、本書で紹介されていた、考えていない人の行動と考える人の行動を比較することによって、考えるとはどういうことかをわかりやすく解説していきます。

 

考える人と考えない人の違い

では早速、本題に移っていきます。

まずは、言葉の定義を少し紹介します。
Why型思考とWhat型思考というものについてです。

本書のタイトルにもあるWhy型思考とは、 文字通り、物事について"なぜ"を考えて本質を追求する思考特性です。

一方、その対極がWhat型思考です。
思考と言う名前がついていますが、思考停止の状態を意味します。What型思考とは、物事を表面的にそのまま捉えるような思考特性です。

 

以降は、Why型思考の人とWhat型思考の人の行動の比較をすることによって、"考える"とはどういうことかを紹介していきます。

 

1つ目の具体例として、上司に新製品の企画書を作成しておいてと言われた場合のWhy型思考の人とWhat型思考の人の行動の比較をしてみます。

 

まずは、What型思考の人の行動から。
What型思考の人は、上司からの指示を受け取ったら、すぐに企画書作成を始めます。
企画書には、何が含まれていないといけないかくらいは考えますが、企画書をどのようにつかうのかなどは考えません。

一方、Why型思考の人は、いきなり企画書作成には取り掛かりません。
まずは、「そもそも上司は何のために依頼してきたのか」などの背景や目的を把握するようにします。
背景や目的を把握してから、その背景・目的沿った資料作成を始めます。

 

このような違いがあります。

 

言い換えると、What型思考の人は、表面上の目に見えている部分だけを見て、Why型思考の人は、見えていない部分を見ようとするという違いがあります。

見えている部分とは上司の「新製品の企画書を作成しておいて」という言葉で、見えていない部分とは、上司の言葉の裏側にある目的や意図などです。
(話し言葉は目に見えないなんて屁理屈は言わないでくださいね(笑))


一口に、新製品の企画書といっても、誰に見せるかによって重視するポイントが違ったり、上司がいつその企画書を使うかによって、もとめられる完成度も変わってきます。

Why型の思考をすることで、目的にあったアウトプットを出すことができるようになると言うことです。

 

 

こちらの例で考える人と考えていない人の行動の違いはある程度理解してもらえたかなぁと思いますが、念のために、もう一つ例を紹介します。
こちらも、ありがちな例です。

 

あなたは、上司の指示がコロコロ変わって困るというのを聞いたり、感じたことはないでしょうか?
この上司の指示がコロコロ変わるという事象についても、考えないWhat型思考の人と考えるWhy型思考の人では捉え方が変わります。
勘のいい人はこれだけで気づくかもしれませんね。

 

What型思考の人は、先程紹介したように、上司の言葉をそのまま捉えるので、指示の内容が少しでも変わると、「上司はコロコロ指示を変える」と捉えます。

一方、Why型思考の人は、 上司の言葉をそのまま捉える事はせずに、その言葉の裏側にある目的を捉えるので、 指示の内容が少し変わったからといって、その指示の目的が変わっていなければ、指示がコロコロ変わるとは捉えません。

 

いかがでしたでしょうか?

 

何度も「考えろ、考えろ」と言われても、何をすればよいのかよくわからないと思っていた方も、考えるとはどういうことか、 少しは理解いただけたのではないでしょうか?

考えるとは、"Why型思考"という言葉からもわかるように、基本的には、「なぜを考える」ということです。

 

アクションプラン

この番組では毎回、学んだことをどのように活かしていくか、ということで皆さんにアクションプランを提案しています。

 

今回皆さんに提案するアクションプランは、「身の回りのいろいろな作業の目的を考えてみる」です。

 

社会人の方であれば日々の業務での資料作成であったり、会議であったり様々なことを考えてみて下さい。

What型思考になってしまっていると、資料作成をするにあたっても資料を完成させることが目的になってしまいます。
そうならないようにするために、資料作成の目的を考えます。
目的を考えることで目的にそった最適なアウトプットを出すことができるようになります。

 

目的を考える上で、注意点としては、深く考えてないといけないということです。
例えば、この会議の目的は情報共有をするためとしてしまっては、ほとんど考えていないのと一緒です。

確かに、その会議の目的は情報共有をするためにあるかもしれませんが、その情報共有は何の目的というところまで考えてほしいです。

例えば、お客様に最近の商品の情報教えてほしいと言われた場合でも、お客様が情報知ることが本当の目的ではなく、購入する商品を決めるなどが目的である事は想像がつくと思います。
このように、「打ち合わせの目的は情報共有」ではなく、その情報共有はなんのためにやるのかと深く考えてもらいたいと思います。

 

また、目的を考えるメリットは、最適なアウトプットを出すだけではなく、上司に提案もできるようになります。
例えば、上司にこうやって資料を作ってくれないかと言われたけど、目的から考えると、こうした方がよいのでは?と考えることができるようになり、上司から喜ばれます。

 

若手からすると、上司はいろんな面で自分より優れているので、上司が出す指示は絶対正しい、と考えてしまったりもしますが、全然そんなことはないです。
上司も人間ですので、常に最適な解を出せるわけではありません。

 

また、上司は、マネジメントが主な仕事だったりもするので、実業務については担当者の方が詳しいこともざらにあります。
ですので、上司がこう言っていたからといって絶対にそれが正しいと信じ込むのではなく、自分で考えて提案してみることもときには必要です。

 

まとめ

それでは今回のエピソードのまとめをします。
今回のエピソードでは細野功さんの「Why型思考が仕事を変える」という本を紹介しました。

 

この「Why型思考が仕事を変える」という本は「考えるとはどういうことか」を紹介する本です。

そして、今回のエピソードでは本書の中から抜粋して、考えている人と考えていない人の行動の比較し、考えるとはどういうことかを解説してきました。

 

ざっくり復習すると、考えている人は物事が見えていない部分である背景・目的などを見ようとしている人で、考えていない人は物事の表面上の目に見える部分だけを見ているということでした。

 

そして、今回の学びから皆さんには「身の回りのいろいろなものについて目的を考えてみる」というアクションプランを提案しました。

 

ぜひ皆さんには考えることを学んでいただいて、 AIに負けない世の中で必要とされる人材になっていただきたいと思います。

 

今回紹介した「Why型思考が仕事を変える」の中ではもっと多くの事例を紹介しながら考えるとはどういうことかということを解説しています。
今回のエピソードだけでは「わかりそうだけど、まだちょっと理解しきれていないな」という人は、一度本書を読んでみる良いかもしれません。
ご自身に合った具体例を見つけ、考えるとは何かを理解できるようになるかもしれません。

  

今回も最後まで聞いていただきありがとうございます。

もし今回のエピソードが役に立ったと思ったら、Twitterなどで拡散していただけるとうれしいです。

また次のエピソードでお会いしましょう。