まことのビジネスに役立つ話

日々の読書で学んだビジネスパーソンに役立つスキルを解説しています。

より良い意思決定を助ける質問|ウォーレン・バーガー「質問力を鍛える本」



 

 

本エピソードの概要

01.質問の効果
・本書が紹介するのは自問のための質問。
・自問をすることで、以前には想像もつかなかったアイデアも思いつくことがある。
・革新的なiPhoneも元々あったものの組み合わせ。
・人は意識して見ているものしか見ていない。

 

02.本書が紹介する質問
・よりよい意思決定のための質問
・創造性を引き出すための質問
・他者とのつながりを深めるための質問
・より強いリーダーになるための質問

 

03.よりよい意思決定のための質問
・なぜ質問が必要?→論理的な意思決定をするため
・意思決定の落とし穴→変化を恐れ、現状に傾く /自分の心にある思い込みに合致する情報を好む/ 直近に得た情報を重要と思う

 

04.自分は何が真実であって欲しいと思うだろうか?
・思い込みを明らかにする質問。
・人は無意識に色々な思い込みをしてしまう。
・思い込みは完全には無くせない。 しかし、減らすことはできる。

 

05.もし自分の考えが間違っているとしたら、どんな理由があるか?
・自分の考え(根拠)を検証する質問。
・人は意志決定をする時、根拠を揃える。その根拠を検証する。
・中立の立場で検証するのは、思いのほか難しい。 なので、この質問を有効活用する。
・ものごとの目線を変える。

 

06.逆の立場ならどうするか?
現状維持バイアスを避ける。
・人は変化を嫌う性質のため、人生を良くする選択を避けてしまうことがある。
・この質問で躊躇している理由が、選択肢の魅力が欠けているからか、ただ単に変化が嫌なのかが明らかになる。