まことのビジネスに役立つ話

学生〜社会人数年目の若手ビジネスパーソンに役立つスキルを紹介していきます。

ビジネスパーソン必須の仕事術" 問題解決の方法”【世界一やさしい問題解決の授業】

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

この記事は、ポッドキャストの文字起こしのテキストです。

 

 

 

こんにちは、サラリーマンポッドキャスターのまことです。
この番組では、読書好きな私が日々の読書で学んだことを1回の放送につき、1つ紹介していきます。

 

今回のエピソードの内容

今回紹介するのは、渡辺健介さんの世界一やさしい問題解決の授業という本です。

 

著者の渡辺健介さんはアメリカのイエール大学を卒業し、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京オフィスに入社。その後、ハーバード・ビジネススクールにも入学し、卒業。卒業後は、マッキンゼー・アンド・カンパニーニューヨークオフィスに入社。その後、デルタスタジオという子供向けの教育や企業向けのコンサルティングをおこなう会社を設立し、代表取締役を務める、いわば超優秀な方が書いた本です。

 

そんな方が書いた本だと、すごいお堅い本なのかな、と思われるかもしれませんが、そんなことは全くなく、本のタイトルの”世界一やさしい”とあるように、とてもわかりやすく、ポップなイラストなども使っている、かなりとっつきやすい本です。

 

内容は、タイトルにもあるように問題解決についての内容で、ストーリーにそって、どんな流れで問題解決を進めていけばよいのかということが解説されています。

 

そんな本書のなかから、今回は、「問題解決の流れ」について紹介していきます。

 

今回のエピソードを聞くメリット

あなたはこんな経験ないでしょうか?

 

会社で、問題に直面した時に、上司に「もっと考えて、仕事しろ!」と言われるけど、考えろって具体的に何すれば良いかわからない。

何をすればよいかわからないけれども、「考えろ」と怒られた手前、「どうやって考えたらいいですか?」なんて聞いたら、火に油を注ぐようで聞くこともできない。

というような経験。

 

今回紹介するのは、そんなどうやって考えて良いかわからない、という状態を解決できるかもしれない内容です。

 

かもしれないと、ちょっと自信なさげに聞こえたかもしれませんが、この内容自体は、著者の渡辺さんが22歳の時、マッキンゼーで学んだ問題解決するための手法で、
「考えることはこういうことなのか」と気づき、これを多くの人に知ってもらいたいといって、本書を書くことにしたというほどのものなので、自信をもってみなさんにお伝えできる内容です。

 

問題解決というと、仕事で使える話なのかな、と思う方が多いかもしれませんが、仕事に限らず、日常生活でも、なにか課題がある状況であれば、どんな場面でも使える手法ですので、ぜひ、学んで言っていただければと思います。

 

今回のエピソードでは、この後、本題の問題解決の流れを紹介してから、私まことなりの補足をしていくという構成になっています。

 

本題ー問題解決の方法ー

では、本題にはいっていきます。

 

問題解決の流れとは、次の流れで実践します。

・問題の原因を見極め、

・効果的な打ち手を考え抜き、

・実行する

 

それぞれについて、本書の中でも紹介されていた「学内コンサートを開いても人を集められないという問題を解決するストーリー」とともに解説していきます。

 

まず最初の「問題の原因を見極める」については次の2つのステップからなります。

・問題の原因としてあり得るものを洗い出す。

・それらが本当に原因なのか分析・調査する

 

この2つのステップをコンサートに人がこないという問題を解決するストーリー当てはめると、・・・

原因として考えられるものは、
・そもそもコンサートが開催されることが認知されていないだったり、
・コンサートが開催されること自体は知っているけど興味が持ってもらえていないとか、
・過去にコンサートに行ったことがあるけれども、その時に楽しめなくて、それ以降いっていない
などのさまざまな原因があります。

まずは、このように想定される原因をできるだけ多く洗い出します。

 

可能な限り洗い出したら次のステップに移行します。
次のステップは「それらが本当に原因なのか分析・調査する」です。

コンサートのストーリーで具体例を出すと、学内でアンケートをとって、コンサートを認知しているか、いきたいと思うか、行ったことがあるかなど調査するというような方法があります。

 

なぜこの分析・調査が必要かというと、これをしないと、次の工程の効果的な打ち手が打てないからです。

例えば、先ほど上げたように、コンサートに、人が集まらない原因としては、コンサートが認知されていない可能性や、認知はされているけど興味をもってもらえていない可能性などいくつかの可能性があります。

みなさん想像できるように、「認知されていないという場合の打ち手」と「認知はされているけど興味を持ってもらえていない場合での打ち手」は異なってきます。

そのため、何が原因か想像するだけではなく、その想像が正しいのかを確認する必要があります。

 

ここまでで、原因を見極めことについて説明してきました。
ここからは、効果的な打ち手を考えるという工程に進んでいきます。

 

打ち手を考えるのは、次の2つのステップからなります。

・打ち手のアイディアを幅広く洗い出す

・最適な打ち手を選択する

 

この2つのステップも学内のコンサートに人が集まらないという問題を解決するというストーリーに沿って解説していきます。

 

まず、打ち手のアイディアを幅広く洗い出すについて。
もし、コンサートが認知されていないということが主たる原因としてある場合、学内にポスターを貼るとか、チラシをくばるとか、友達に広めてもらうとか、考えられるものをたくさん洗い出しいきます。

 

次に、最適な打ち手を選択していきます。

前のステップで、たくさん打ち手を洗い出しましたが、それぞれ実行する難易度や効果の度合いは違うと思います。

中には、実行するのが大変な割には、なかなか効果が上がらないものや、反対に、実行するのが簡単なのに、効果が大きいものなどがあると思います。

コンサートのストーリーでいうと、
・ポスターを貼るには、先生の許可が必要で、手間がかかるのに、掲示板自体が人通りの少ないところにあって、なかなか見てもらえないとか、
・友達に広めてもらうのは、一言言えば良いだけなので、手間がかからないにもかかわらず、友達の誘いなら行ってみようかなとなり、効果が見込めるとか
ですね。

このような形で、打ち手にもさまざまあるので、思いついたものから実行するのではなく、どれが適切な打ち手なのかを考えることが必要です。

 

ここまでで、問題の原因を見極め、それに対しての打ち手も考えてきました。

 

後は、実行するだけです。とは言っても、気を抜いてはいけません。

 

手当たり次第に打ち手を実行するのではなく、まずは、実行プランを立てましょう。

こちらもコンサートのストーリーでいうと、ポスターを貼る場合、直前に貼っても、多くの人に見てもらえないとか、いきたいと思ってもらってもすでに予定が入っているなどあまり効果がない可能性があります。
そのため、一定の期間貼り出したいですが、狙った期間貼り出すためには、いつまでにポスターを作成し、いつまでに貼り出す許可を先生にもらうかなどの計画を作成するのが有効です。この辺は社会人の方なら経験豊富かもしれませんね。

 

そして、計画を立てることができたら、後は計画に沿って実行するだけです。

 

以上が、本書で紹介されている問題解決の流れです。

 

まことなりの補足

ここからは、復習も兼ねて、それぞれのステップの補足をしていこうと思います。

 

問題解決の流れは、大きく分けて3つで、

・問題の原因を見極め、

・効果的な打ち手を考え抜き、

・実行する

でしたね。

 

まずは、問題の原因を見極めるについて補足をします。

今回のような話を聞くと、「なんだ当たり前のことじゃん」と思われる方も多いと思います。しかし、意外とこれをすっ飛ばしてしまっている人がいます。

 

例えば、
・社会人であれば、会社の売上が伸びない、
・学生であれば、数学の成績が悪い
といった問題があるときに、原因を深く考えずに、
・売上が伸びていないから売上を伸ばそうとか、
・数学の成績が悪いから、数学の成績を良くしよう
と安直に考えてまうことがあります。

 

そして、そこから、売上を伸ばすには、どうしたらいいか、数学の成績を伸ばすにはどうしたらいいかと考えてしまうのです。

原因に対して打ち手を考えれば、ある程度効果的な打ち手が打てますが、原因を無視して、売上を伸ばすにはどうしたらよいか、数学の成績を上げるにはどうしたらよいかというアプローチのしかたでは、一般的な話しか出てこずに、効果的な打ち手が打てないということがあります。

 

具体的に言えば、売上が伸びないという問題の原因が、商品の使い勝手が悪いということなのにも関わらず、売上を伸ばすにはどうしたら良いかというアプローチをすると、「認知度を上げるために広告たくさんうつ」とか、「セールをするとか」とか、原因には全く効かないような打ち手をしてしまう可能性が出てきてしまうということです。

 

次の工程の効果的な打ち手を考え抜くということについても、簡単そうで、実はやれていないということがあります。

 

ちょっと良いアイディアが思い浮かぶと、大して他のアイディアと比較検討したわけでもないのに、これが最適な打ち手だとばかりに、その打ち手にこだわってしまう・過信してしまう、ということがあります。

 

自分はできていると思い込まずに、基本に立ち返ることが重要です。 

 

アクションプラン

ここまでは、問題解決について、本書で紹介されていた内容に加え、私まことなりの解説をしてきました。

 

この番組では、毎回学んだことを活かしていくためのアクションプランを提案しています。

 

今回のアクションプランは、「紹介した問題解決の手法を実際に実行してみる」です。
ひねりがなくて、申し訳ありません。しかし、問題解決のスキルを磨くには、実際にやってみるしかしないです。


あまりに大きな問題に取り組むと、途中で挫折してしまう可能性もあるので、小さめの問題から取り組んでもらうと良いかと思います。
また、会社の問題に取り組もうとすると、自分の力が及ばないところに原因がある可能性もあるので、なるべくプライベートの問題の方が良いかもしれません。

 

まとめ

最後の今回のエピソードのまとめをします。
今回のエピソードでは、渡辺健介さんの「世界一やさしい問題解決の授業」という本を紹介しました。

 

「世界一やさしい問題解決の授業」という本は、タイトルの通り、問題解決ってどうやってやるの?ということを教えてくれる一冊で、今回はそんな中から、問題解決の大まかな流れについて紹介しました。

 

そして、今回学んだことからみなさんには、「紹介した問題解決の手法を実際に実行してみる」という提案をしました。

問題解決スキルを身につけることができれば、仕事だけではなく、日常のあらゆる場面で活かすことができるので、ぜひ実行していただければと思います。

 

紹介した「世界一やさしい問題解決の授業」、本書の中には、分解の木、課題分析シートという各ステップをより効果的に進めることができるツールも紹介されているので、興味のある方はぜひ、本書を手にとってさらに学びを進めていただければと思います。

 

今回も最後まで聞いていただきありがとうございます。

また次のエピソードでお会いしましょう。